上善明寺ゆかりの民謡「おばば唄」

いまでも出産・結婚・新築等のお祝いやお祭りなどで唄われている岐阜県民謡「おばば唄」

岐阜県民謡「おばば唄」発祥の地案内(揖斐川町舎北側)

おばば唄は、天文10年(1541年)揖斐城主 堀池備中守の姉、お政が上善明寺 春淨(後の春空)の許へ嫁ぎ、初孫(後の春巧)の誕生を町中が喜び、お婆々さまとなられた坊守が在所の揖斐城へお祝いに訪れた際、笛や太鼓のお囃子で唄われた祝い唄です。


揖斐城より移築された御殿

旧房島御坊 碑(房島街道)

岐阜県民謡「おばば唄」は現在県内のみならず愛知、和歌山、島根、茨城、青森、 鹿児島でも唄われています。

全国各地に広まったのは、江戸時代、徳川幕府によって行なわれた木曽三川(揖斐川・木曽川・長良川)をはじめとする大規模治水工事の際、全国から手伝普請として来られた人たちによって故郷へ伝えられたからだそうです。

いずれも「おばば唄」の名で親しまれていますが,歌詞やお囃子は地域により多少違いがあるようです。

『おばば唄』
一. お婆々どこへ行きゃるナーア ナーア
お婆々どこへ行きゃるナー
三升樽さげて候ばエー
ヒュルヒュルヒュー ドンドンドン
二. 嫁の在所へナーナー
嫁の在所へナー
ささ孫抱きに候ばエー
ヒュルヒュルヒュー ドンドンドン


揖斐のお祭りに欠かせない岐阜県民謡「おばば唄」。かつては、季節になると神輿を担ぎ「おばば唄」を唄いながら村中を練り歩き、子供たちの健やかな成長を願って上善明寺のご本尊にお参りしたと揖斐川町の資料には記されています。岐阜県のみならず全国各地で広く親しまれている「おばば唄」が、じつは房島が発祥であることを後の世代にもまた新たな形で伝えていくとともに、また新たな形で地域の習わしとして復活できれば嬉しいことだと考えています。


「おばば唄」が紹介されているホームページ


《動画》「おばば」—岐阜の座敷唄—


《動画》お婆どこゆく(岐阜音頭)/ 土取利行(唄・三味線・太鼓)


《動画》笠松春まつり宵祭り おばば



ステキな町『いび』の魅力の民謡“おばば”
http://www4.tokai.or.jp/icc4343/htm/obaba.htm

揖斐祭り 公演レポート(H23.05.05) - 地歌舞伎
http://jikabuki.com/monomi_yusan/meguri_tabi/ibi_matsuri/report01.html

発祥の地コレクション/民謡「おばば」発祥の地
http://hamadayori.com/hass-col/music/Obaba.htm