納骨のご案内


 仏さまに抱かれて

房島の四季は、春には自然の息吹を感じ、夏には生き物の鼓動を耳に、秋には色とりどりの紅葉が目に鮮やかで、冬には静まり返ったような銀世界。

生命の息吹を感じ、日ごろ私たちが忘れている小さいころの思い出やふと感じる故郷への郷愁、祖父母が語ってくれた昔話、ご先祖様への感謝の気持ち・・・。一見、何もないようですが、自然に囲まれた当院には、忘れかけていた大切なものを思い起こさせる安らぎがあります。



納骨堂は一年を通して朝にはお朝事、夕にはお夕事の勤行をいたす本堂「阿弥陀様」のもとに位置し、納骨堂の中心には東京芸術大学大学院の籔内佐斗司教授に制作して頂いた「合掌童子」像が安置されています。

昔からご親族の方が亡くなられると、遺骨は「お墓へ納骨する遺骨」と「お寺へ納骨する遺骨」との二つに分骨し、一周忌をお勤めした後、全身の遺骨(足元から頭の遺骨の一部づつ)はお墓へ納めて土にかえし、喉仏等の遺骨は菩提寺である上善明寺や京都東本願寺(本山)へ納められてきました。(地域により、納骨・分骨される日時等は多少異なります)

とくに東海地方から西の地域の真宗御門徒の方々は、御先祖様より大切に伝承されてきています。



しかし、昨今、生活環境の変化にともない、家族のあり方や終焉のあり方について、どうすべきなのでしょうとご相談いただく機会がたいへん増えて参りました。

たとえば
  • 仕事で長く故郷を離れているので、どうなっているか心配
  • 故郷を思い起こす安らぎの場がほしい
  • お墓の形式にこだわらず、供養の場がほしい
  • 家族、親戚、皆が集える場でありたい
  • 終焉の時には故郷に帰りたい
  • お子様や跡継ぎがなく供養をどうすればいいのか心細い
  • 自分のルーツを伝えたい
  • 分家したのでお墓がない 等

上善明寺の須弥壇納骨堂は、ややもすると荒みそうになりがちな世の中において、末永くこころの平穏を求める皆さまのお気持ちに触れ、寄り添いながら変わらぬ姿でこころ安らぐ場として誕生しました。



納骨料 一体 8万円

*御門徒以外の方は 永代料10万円(初回のみ)を納めて頂き、一体 8万円
  • 生前中の御相談も承ります
  • 納骨はご家族ごとに骨壺に収めて安置いたします
  • 五十回忌まで安置後、合祀し供養いたします
  • 年会費や管理費等、必要ありません
  • 毎年8月15日の孟蘭盆会(須弥壇納骨法要)のご参拝の際のお志にて維持します

※納骨は上善明寺御門徒に限らず、宗教・宗派を問いませんが、お勤めは真宗大谷派の儀式にて執り行います。
※上善明寺須弥壇納骨(分骨)日時のご希望・御相談等の際には、お電話 0585-22-0571 にてお問い合わせ下さい。