春季彼岸永代経

《彼岸会》
お彼岸は春・秋(中日・春は春分の日、秋は秋分の日)二度の大切な仏教行事であります。
春のお彼岸は、草木の新しいいのち芽吹く季節であります「自然をたたえ生物を慈しむ日」。
また、秋のお彼岸には多くの草木が紅葉し葉を落とす様に「先祖を敬い、亡くなった方を偲ぶ日」として大切にお勤めされてきました。生から死・死から生へと移り変る自然の「いのち」の営みから、私と照らし見つめ直す大切なお参りであります。皆様の御参詣をお待ちしております。

《永代経》
永代経といいますと、「永代経というお経があるの?」「先祖への追善供養のお経?」と尋ねられる事があります。永代経とは、御先祖の方が先頭となり家庭の中心にお内仏(仏壇)を安置し、私のところまで、阿弥陀様・親鸞聖人等の教え伝えてくださった喜びと、未来永代へ渡り子や孫へと伝えていくとの願いのお参りであります。皆様の御参詣をお待ちしております。