真宗に改宗

文明10年(1478年)3月、当山二十八代 空道は、比叡山にて天台の教義を究めるさなか、蓮如上人のみ教えに値遇しました。3年の後、上人より春光坊の名を賜わり、660年あまり天台宗の寺院でありましたが宗を改め「真宗」に帰しました。



2世 空珍(天台宗から数え第二十九代)、3世 空了と時を経て真宗興隆しました。永正14年(1517年)兵火に見舞われ光耀山天上寺は焼失しました。4世 空浄は本堂を大町の地に再興し、本願寺第9世実如上人より善明寺の寺号を賜わり、光耀山天上院善明寺と改めました。