洪鐘(梵鐘)

多芸郡直江郷金屋鋳物師による上善明寺 洪鐘(梵鐘)
関ヶ原の役後、多芸郡直江郷金屋から大野町野村に移住した鋳物師により寛永11年(1634年)に制作された洪鐘(梵鐘)。

上善明寺洪鐘の乳頭の配列は五段四列に配置され、他に見る事のない洪鐘である。
多くの寺院の梵鐘は、日中戦争から太平洋戦争にかけ、金属類回収令により仏具供出されたが、歴史を伝える洪鐘であった為、仏具供出を免れ現在揖斐川町の重要文化財に指定されている。

多芸郡直江郷金屋 鋳物師による梵鐘
仏具供出